"ジャズライブ"の最近のブログ記事

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3月2日(水)アリストホールにて【南博トリオ ライヴ&レコーディング!】
その独特のタッチでファンを魅了する南博率いるピアノトリオ。
ロングセラーを続ける『Like Someone in Love』も好調な中、ニューアルバムに向け
レコーディング直前にライヴを行います!スタンダード中心なレパートリーをPAなし、
ベーゼンドルファーの生音で聴けるプレミアムライヴです。(当日、DSD収録による
録音を予定しております)

『南博トリオ ライヴ&レコーディング』
2011/3/2(水)18:30開場 19:00開演
会場:アリストホール
http://www.acrat.jp/hall/
東京都港区南青山4-18-16 フォレストヒルズウェスト B2F

メンバー: 南博(piano) 鈴木正人
(bass) 芳垣安洋(drums)


■チケット(限定105名*座席数に限りありの為)
前売り/当日共に \3,000(税込)

☆本ブログをご覧の皆様に優待チケット¥2,500(税込)をご用意しております。
ご予約の際に「アリストクラト・ブログを見て」とお伝えください。


チケットのご予約/お問い合わせ先:
(株)イーストワークス エンタティンメント

Email:info@ewe.co.jp
03-5413-7415 (代表) / フリーダイヤル 0120-121-393

*携帯電話、IP電話からは繋がりませんのでご了承下さい。
*電話受付は土日祝日は定休日とさせていただいております。

協賛: KORG, e-onkyo

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No Reason2~もっとオトコゴコロ~2010.5.12発売 
友人である高橋真梨子さんが5月12日にCDをリリース致しました。
2009年5月にリリースした『No Reason ~オトコゴコロ』の第2弾です。ヒットした前作からちょうど1年ぶり。今回も話題になっていますね。

1曲目の矢沢永吉「時間よ止まれ」から始まり4曲目「人間の証明のテーマ」が終わり、5曲目のFUNKY MONKY BABYS「もう君がいない」でアルバムの流れがグッと変わります。幅広い年代の特徴ある男性アーティストの名曲を悠々と歌い上げ、最後の曲、スキマスイッチ「奏(かなで)」まで聴かせる一枚です。

[感想]
クリスティーナ・トレインと言えば、ブルーノートレコードが近年、満を持して送り出した期待の若手シンガーソングライターです。第二のノラ・ジョーンズと謳われ話題沸騰の彼女が初の日本公演。それが、当店から目と鼻の先にあるブルーノート東京の公演とあれば、いかほどか品定めならんと期待を胸にライブへ出向き ました。
しかし、結果は「退屈」の一言でした。つまらない。サウンドにまとまりがなく、「第二のノラ」と呼ぶには、クリスティーナ・トレインは少々見劣りがします。そのうえ、音が悪い。会場PAの音の仕上げが稚拙で、彼女の歌声は時折、歪みを帯びて割れたものになっていました。
さらに追いうちをかけたのが座席の位置でした。第二のノラというコピーに、少々の期待を込めていたので、最前列ど真ん中に着席してしま ったのです。なんと、近くに他の客はいません。ど真ん中にいるのは私一人だけ。これが、ナタリー・コールのようにフラフラの酩酊状態でステージに現れたのでしたら、こちらも勢いよく席を発つ事も出来たのですが、今日の彼女の歌は真剣そのもの。その真摯な態度に心を打たれる瞬間もたしかにあったのですが、あまりにも近すぎる彼女との距離には、「退屈」というより「つらさ」の方が先に立ち、席を発つにも発てず困ってしまいました。客の入りも悪く、今回のブルーノートは盛り上がりに欠けていました。これからは、初めてのアーティストを見るときは、まず後ろの方の席で演者や会場の様子をうかがってから前に移ろうと思いました。まあ、ある意味ではいい勉強になった夜でした。

[評価]
ガッカリ度・シラケ度:mimi_ne.gifmimi_off.gifmimi_off.gifmimi_off.gif

ビルボードライブ東京で、すぐ間近に歌うダイアン・リーブスを聴きながら、私は青山の地に戻り引っ越しを終えた頃のことを思い出していました。ハイエンドオーディオを本格的に始めた7~8年前の事です。当時はガッチリと切れのある音が好みで、ダイアン・リーブスの名作アルバムThe Callingを、JBL K2シリーズ S9800でほんとうによく聴いておりました。私の下の息子がまだ赤ん坊で、このアルバムの1曲目、Lullaby of BirdlandをS9800でガツン!とかけてやると、今にも泣き出しそうにしていた息子がいつもスウっと眠りに入ったものです。幼き息子の子守唄であり、私にとっても思い入れのある懐かしい曲です。
生のダイアン・リーブスを目の前にしながら、そんな思い出にひたっていると、ふと、では現在ARISTOCRATに鎮座する機器達は、Lullaby of Birdlandをどのように唄いあげるのかという疑問が湧いてきました。こうなると、そればかり気になってしまい、アンコールもそこそこにサロンに戻って、ラックからThe Callingを取り出しました。
まずは、現代的な録音に特に相性が良く、このCDに一番向いていそうなKEF Muonにて試聴開始です。大所帯をバックにしたダイアン・リーブスの歌声が明るくしっとりと聴こえ、バックバンドのデプスも良好で、演奏がスウッと奥へ広がります。とても上品で繊細な表現なのですが、S9800で再生した音に慣れた私の耳には、アタック感が少し控えめに感じられ、特に低域の切れがもう一息望まれるところでした。
次は、avantgardeTRIOですが、スピード感や歯切れの良さが際立っていて、KEF Muonよりもこちらの方がしっくり感じられました。
三番目の lumen white は、湿度感が高く柔らかい、至極まっとうな表現力でLullaby of Birdlandを聴かせてくれました。ただし、今夜の私が求めるサウンドとは真逆にあり、やはりこれはクラシックを中心に楽しんでいきたいスピーカーであることを再確認いたしました。
そして、今夜のMVPは何と言ってもavantgarde METAPRIMOでした。低域、中域、高域と全域にわたって音にキレがあります。高能率オールホーンシステムによるブラスやスネアドラムの反応の良さはもちろんのこと、息遣いなどの繊細な描写力も冴えわたり、まさにこの曲にベストマッチでした。実を言うと、S9800のグレードアップ後継機種として選択したのが、このMETAPRIMOでした。まさに、その選 択は間違ってはいませんでした。
当サロンの展示品であるこのMETAPRIMO、JAZZボーカルがお好きな方は是非一度ご試聴ください。展示品価格でのご相談も承ります。
さて、ダイアン・リーブスの話に戻りますが、彼女は声量、テクニック、安定感といったすべてにおいて一流のジャズヴォーカリストですね。しかしながら、不思議なことに、ライブでは感動しないんですよ。2008年9月に、やはりビルボードライブで聴いた時もそうでした。理由は我ながらはっきりしないのですが、完璧だと思っても、感動には至りません。その意味で、彼女はまさにボーカル界のウィントン・マルサリスと呼ぶことができるのかもしれません。まあ、はるばる日本の東京まで来て、ビルボードライブで客の入りが半分では無理もないことなのかもしれませんが。

 

「子曰、学而時習之、不亦説乎、有朋自遠方来、不亦楽乎」
論語冒頭の有名な一句は、まさに昨夜のARISTOCRATのためにある言葉でした。迎えたお客様は、当代ジャズ評論の第一人者であり、ジャズレーベルのプロデューサーであり、日本ジャズ喫茶発展連盟副会長でもあり、もちろんオーディオファイルとしても知られる寺島靖国さんです。
誌上で拝見する風貌やお書きになる文章からは、豪放磊落を絵に描いたような人物を予想していたのですが、実際にお会いしてみると、意志の強さと繊細な優しさが矛盾なく同居したお人柄に、この大きな振幅の間からあの独特の文章が生まれるのかと得心いたしました。
実は高名な数寄客をお迎えとあって、おもてなしのプランをねっていたのですが、いらっしゃるなり「avantgardeトリオが聴きたい!」と真っ向から斬り込んでいらっしゃいます。さすがは音にきこえし手練の士。たじたじとなりながらも「まずはSPの音はいかかでしょうか」と水を向けましたところ、「それは儀式ですか?」と、二の太刀が一閃返ってまいりました。
これをなんとか受け堪え、SPに誘いましたところ、意外にも寺島さんはこれまでSPはあまり聴かれたことがないとの由。HMV 203の自然な侘音とEMT OFS65によって引き出されるSPに隠された情報量との対比に新鮮な感興を覚えていただけたようで、 あたかも子供のような純粋無垢な反応には、かえってこちらが感激させていただきました。昔のVANジャケットではないですが、まさに「Young at Heart」なお人柄を感じました。
それからavantgardeトリオを聴いていただいた後、BLUE NOTE東京のハンク・
ジョーンズ公演に最前列の席を取っておいたので、お誘いいたしました。というのも、以前、「ライブは最前列のかぶり付きでシンバルやドラムの音を浴びる」とお書きになっていたのを読んだ記憶があったためです。
しかし、最近では耳が疲れてきてこんな近くではお聴きにならないとのこと。いつもの私が取っているボックス席が空いていたので移りましょうかとお伺いしましたが、結局最前列で聴くことに決まりました。
ところが、ハンク・ジョーンズ・トリオの予想外のパワフルな音を間近で浴びる快感に、端なくも私の方が最前列の魅力を教えられる結果となりました。これからはBLUE NOTE東京は絶対最前列です! PAを通さない直接音が主となるので、意図されたバランスとは少し異なるのかもしれませんが、そんなもの問題ではありません。バランスの良い音が聴きたきゃ、何もライブハウスまで来ることはありません。御自宅の音をARISTOCRATが調整致します。
ライブの間、寺島さんの姿を時折眼の隅に感じていたのですが、その居ずまい、眼光、拍手の仕方、音量、タイミングと、まさに芸術家が芸術家を評価している佇まいでした。物静かな様子でありながら、厳しく、温かく、熱く鑑賞されている気迫がこちらにも伝わって来ます。文章から抱いていたイメージとは異なっていても、むしろ 「さすが」と感服いたしました。
ライブが刎ねた後、皆がご機嫌になってARISTOCRATに戻ってから、終電時刻までたっぷりと再びオーディオ三昧の時を過ごし、一生忘れることの出来ない楽しい一夜となりました。

Hank Jones Trioに関して追記させて頂きます。
ARISTOCRATでは、ハンク・ジョーンズのこのLPをいつもお客様にお聴かせしています。しかし、このアルバムのプレイはややクラシックライクな雰囲気なので、寺島さんのご趣味には合わないのではと思ったこともあり、お聴かせせずに、ライブへお連れした次第でした。
ところが、ライブではハンクのタッチはLPとまったく違っていました。ハンクは、BLUE NOTE東京に据え付けのSteinwayは横にどかして、専用のYAMAHAピアノを持ち込んでいたのですが、その芯の強いソウルフルな音はストレートに魂に響きました。
また、ハンクの真摯な眼差しと眼光の鋭さが、まるでそれ自体が芸術作品であるかのようなオーラを放っていたことも特筆すべきことでした。この凄みのあるオーラこそ、全曲を超有名なスタンダードナンバーで構成しながらも、1時間半を少しも飽きさせることなく楽しませてくれる所以なのでしょう。
それに、ハンクの曾孫や玄孫かと見える若いサイドマンがまたいい。寺島さんも、こうした若い人たちが育っていくのが大変楽しみだとおっしゃっていました。



オリジナル盤の世界へようこそ

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コンサート批評の「耳」

ARISTOCRATでは、コンサートを星ではなく、耳で格付けします。

『涙度』
万国共通の浪花節的、演歌的泣かせる演奏、演技の度合いを示します。
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 ホロット
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 ジーンと
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 堪えるのに苦労
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 泣かずにおれん
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 号泣

『鳥肌度・逆毛度』
所謂ゾクゾクする感動。総毛立つというと恐怖からくるネガティブなイメージがあるがそうではなく、背筋を走る衝撃的感動を示します。
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 鳥肌ぞくぞく
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 産毛が逆立つ
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 背筋に稲妻が!

『溜息度』
これも呆れた時のネガティブな溜息でなく「んーっ!素晴しい」と深く静かな、どちらかと言えば知的な感動を示します。
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 1 回
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 5 回
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 10 回以上

『ガッカリ度・シラケ度』
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 幕合いで帰る
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 幕合い待たず帰る
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 主催者にクレーム
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 料金払戻しを主張