ブログでは今まで公表しておりませんでしたが、私このたび河東節で歌舞伎座に出演いたします。
ほとんどの方は何の事だかお分かりにならないと思いますので、簡単にご説明いたしますと、河東節とは成田屋さんの助六で素人が唯一歌舞伎の舞台に出演できる演目での伴奏音楽です。
そして4月の歌舞伎座さよなら公演の最後を飾る「歌舞伎十八番の内 助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」が、市川家が座頭を勤める助六ということで、正にその演目に当たります。この演目のみが昔で言う「素人の旦那衆」たちの出演が許されるという伝統的な不思議ワンダーランドです。
昨年来より縁あってそれに出演するという栄誉に預かる事と相成り、現在特訓中です。ヴォイストレーニングも先月から始めました。
今晩「顔つなぎ会」と言って、出演者たちが一堂に集まり親交を深める会が開かれ、私も恐るおそる大変緊張しながら会場へと向かいました。
ところがいざ会場に入ってみると、みなさん大変温かいアットホームな雰囲気でしたので安心しました。ご挨拶に立たれる方々のお話も砕けていて、大変心和む時を過ごさせていただきました。
こんなところでこんな記事を発見するとは!!!
はじめまして。
私は7年前から参加している者です。
今回は御簾内も広くなり、以前のすし詰め状態に比べて
随分座りやすくなったと思います。
お名前は察しがつきましたので、機会がありましたら
こちらからお声掛けさせていただきます。
お目にかかれますこと楽しみにしております。