"文楽"の最近のブログ記事

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[演目]
祇園祭礼信仰記(ぎおんさいれいしんこうき)
金閣寺の段/爪先鼠の段
碁太平記白石噺(ごたいへいきしらいしばなし)
浅草雷門の段/新吉原揚屋の段
連獅子(れんじし)
[出演]
竹本 住大夫/竹本 綱大夫/鶴澤 寛治/鶴澤 清治/吉田 簑助/吉田 文雀ほか
[感想]
この数カ月の河東節の稽古のお陰で、浄瑠璃を観賞する力も磨かれた気がします。
賞味4時間弱の公演に吸い込まれるような感覚を覚えました。

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[演目]
第二部 おさん・茂兵衛 大経師昔暦 作:近松門左衛門
大経師内の段/岡崎村梅龍内の段/奥丹波隠れ家の段

[出演]
竹本 住大夫/竹本 綱大夫/吉田 文雀 ほか

[感想]
私にとって今月の国立劇場文楽公演3部の最後の公演です。今月は最初の2部、特に前回の曽根崎心中が凄すぎたせいでしょうか、いまひとつ感動がありませんでした。
大経師内の段の中と岡崎村梅龍内の段の切では居眠りをした位です。
でも住太夫さんちょっとお元気が心配です。お顔の艶が今一つでした。

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[演目]
<第三部>
曾根崎心中 作:近松門左衛門 作曲:野澤松之輔
生玉社前の段/天満屋の段/天神森の段

[出演者]
豊竹 嶋大夫/鶴澤 寛治/吉田 簑助

[感想]
今日は2月の文楽公演の目玉、曽根崎心中。吉田蓑助さんの記念公演だけあって、このプログラムは発売開始後すぐに売切となりました。私も今回ばかりは14列目の後ろの席となってしまいました。
今日は蓑助さんは勿論ですが、桐竹勘十郎さんの徳兵衛がよかったです。
特に天神森の段の緊張感はすばらしかった。ラストシ―ンの無念さの表情には、歌舞伎とは違った人形独特の説得力があり、それが心中の刹那の美学を昇華させるに相応しく、江戸時代、心中ものの浄瑠璃を見て心中が流行ったというのも頷けます。場内でも比較的若いお客さん(さすが文楽なので本当に若い人は少ないですが)のすすり泣きの声が聞こえていました。
昨年4月に歌舞伎座でこの演目を復活させた藤十郎さんの舞台も拝見しましたが、やはり数え19歳のお初役は人形には敵わないですね。ごめんなさい。
この舞台もう一度見たいけど、チケットは完売なんですよね。


[評価]
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溜息度    :mimi_on.gifmimi_on.gifmimi_off.gifmimi_off.gifmimi_off.gif

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[演目]
<第一部>
・花競四季寿(はなくらべしきのことぶき)
万才 / 海女 / 関寺小町 / 鷺娘   
・嬢景清八嶋日記(むすめかげきよやしまにっき)
花菱屋の段 / 日向嶋の段

[[出演者]
竹本 住大夫 / 竹本 綱大夫 / 鶴澤 寛治 / 鶴澤 清治 / 吉田 簑助/ 吉田 文雀

[感想]
きょうは中央1列目の席です。じっくりと人形が見られます。
最初の演目花競四季寿は舞踏劇で私個人の趣味から行くと歌舞伎では受け付けられないジャンルですが、人形は良いですね。特に関寺小町の吉田文雀のオーラはバリヤの様に感じられました。人間国宝は伊達じゃないですね。この違いは初心者の私が解るんですから外人も解るんでしょうね。
二番目の嬢景清八嶋日記は時代物の中でもストーリーが泣かせる。またコミカルな花菱屋の段とシリアスな日向嶋の段のコントラストが面白い。特に日向嶋の段は能を下敷きにした作品だけあって語り自体重厚で単に泣かせるというよりストーリー構成も重く骨太で深く感心感動させられる作品でした。ただパンフレットの写真で景清の人形役割が今回の吉田玉女ではなく吉田玉男になっているので玉男の景清が見たいと思いましたが発売されているDVDはありませんでした。残念!


[評価]
溜息度     :mimi_on.gifmimi_on.gifmimi_off.gifmimi_off.gifmimi_off.gif

先日、お客様から「昨年の公演で良かったのはどれでした?」と聞かれたので咄嗟に「特に無かったですね。」とお答えしたところ、「厳しいですね。」と仰られてしまいました。
昨年は110公演のチケットを購入しながら17回をキャンセルし、実際行ったのは93公演でした。
内訳は、クラシック30回、日本の古典芸能が43回、その他が20回です。2008年はクラシック系だけで88回行っていたので、クラシック関係が圧倒的に少なくなってしまいました。その理由の一つは、メジャーどころが来日しなかったということがあります。それから、オペラシティ(タケミツホール)とオーチャードの公演は基本的に行かないと決めたこともあります。
今、昨年の公演スケジュールを見ながら心に残る公演はと振り返ると、思い当たるのは11月のミンコフスキー指揮のルーブル宮音楽隊くらいです。
それに引き換え、2008年はほんとうに良い年でした。1月のマリインスキー歌劇場、5月の新日ー小澤、6月のアルバンベルグ四重奏団のさよなら公演は涙涙でした。9月のウィーンフィルも2009年より良かった。10月のウィーン国立歌劇場は「これでオペラの良さを知った」というほどの体験でした。同月にはMETもあり、11月は人生初のベルリンフィルで完全ノックアウトでした。これらの特筆すべき公演の他にも、素晴らしい公演が少なからずありました。
クラシックの公演スケジュールは2-3年前から決まるものですから、リーマンショック以降の経済状況の悪化と2009年のメジャー公演の少なさはあまり関係が無さそうです。どちらにしても、2010年も海外からの大物は無さそうなので、今年はN響の定期公演を始めとして国内のオケや新国立でのにオペラを攻めようとスケジューリングしています。お勧めがあったら教えて下さい。
歌舞伎は歌舞伎座が4月でなくなるので、圧倒的に少なくなると思います。今のところ、7月までで40公演のチケットを購入済なので、今年も100公演は堅いだろうと思います。



オリジナル盤の世界へようこそ

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コンサート批評の「耳」

ARISTOCRATでは、コンサートを星ではなく、耳で格付けします。

『涙度』
万国共通の浪花節的、演歌的泣かせる演奏、演技の度合いを示します。
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 ホロット
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 ジーンと
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 堪えるのに苦労
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 泣かずにおれん
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 号泣

『鳥肌度・逆毛度』
所謂ゾクゾクする感動。総毛立つというと恐怖からくるネガティブなイメージがあるがそうではなく、背筋を走る衝撃的感動を示します。
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 鳥肌ぞくぞく
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 産毛が逆立つ
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 背筋に稲妻が!

『溜息度』
これも呆れた時のネガティブな溜息でなく「んーっ!素晴しい」と深く静かな、どちらかと言えば知的な感動を示します。
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 1 回
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 5 回
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 10 回以上

『ガッカリ度・シラケ度』
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 幕合いで帰る
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 幕合い待たず帰る
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 主催者にクレーム
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 料金払戻しを主張